ツール・ド・フランス前哨戦となる2015年クリテリウム・デュ・ドーフィネに出場するフランス期待の若手ロマン・バルデ（AG2Rラモンディアル）。レースを前に「去年より成熟し、強くなっている」と自信をのぞかせていた。
現在24歳のバルデは昨年のドーフィネでは総合5位に入り、続くツールでは総合6位に食い込む活躍を見せた。今年もバルデは、チームメイトでツール総合2位に入ったベテランのジャンクリストフ・ペローとともにドーフィネに挑む。
「シーズン前半戦には満足しているし、いくつかの重要なレースで上位争いに加われたのはうれしいね。思い通りに進んでいる。僕は去年より成熟し、強くなっているのがわかるんだ」
「例えばツール・ド・ロマンディ（スイス）は、1年のキーポイントのひとつだった（総合9位）。ツールの優勝候補相手にアタックするのは楽しかったし、タイムトライアルでいい走り（6位）ができることも証明した。でも、自転車は多くの要素が絡んだスポーツなのを忘れてはいけない。フィジカルのデータと感覚が自動的に結果に変わることはないんだ」
「厳しいトレーニング期間が終わったばかりだから、休養が必要だ。今週は自宅で過ごし、トレーニングセッションだけを行っている。できるだけの時間、勉強もしている。ドーフィネの直後に、学校の最終学年の試験があるからね」
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