【ジロ・デ・イタリア15】不運が続いたポート、ヒザ痛でついにリタイア | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ジロ・デ・イタリア15】不運が続いたポート、ヒザ痛でついにリタイア

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【ジロ・デ・イタリア15】不運が続いたポート、ヒザ痛でついにリタイア
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2015年ジロ・デ・イタリア総合優勝候補の一角だったオーストラリアのリッチー・ポート(チームスカイ)が、ヒザの痛みが原因でレースからリタイアすることが5月25日に発表された。

ポートは5月22日の第13ステージ、ラスト3.3km地点で集団落車に巻き込まれ、ヒザと尻から着地。第14ステージ個人TTと第15ステージでは大きくタイムを落としたものの、ポートはその後もレース続行を望んだが、チームのメディカルスタッフはジロ2度目の休息日となった25日にリタイアを決断した。ポートは27日の第16ステージには出走しない。

今季は開幕から絶好調で、総合優勝を目指してジロに挑んだポートだけに、失望は大きかった。

「ジロは今年の最大の目標だったし、そのために一生懸命頑張っていた。今週は不運が多かった。パンクにタイムペナルティ、でも金曜日のクラッシュが大きかった。ヒザと尻から激しく落車し、土曜日のTTと昨日のステージでは痛みが大きかった」

「ただ走り続け、全力を尽くしたかったけど、メディカルチームはもう走らないようにとアドバイスした。こういうかたちで終わって、最終週にレオ(ケーニッヒ)、エリア(ビビアーニ)、チームのアシストをできないことに落ち込んでいる」

今後、ポートはしばらく自転車を離れて、治療に専念。ツール・ド・フランスへの出場を目指す。
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