
ドジャースの佐々木朗希投手は25日(日本時間26日)、ダイヤモンドバックスとのオープン戦に先発登板し、2回途中3安打3失点で降板した。今キャンプにおける初の実戦マウンドであり、結果を求めるには時期尚早だが、先発ローテーション入りを危ぶむ声が早くもあがっている。
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■「望んでいた復活劇とは言えない」
佐々木はメジャー1年目の昨季、先発投手としてスタートしたものの苦戦。さらにシーズン途中には右肩を痛めてマイナーへ。しかし、そこでフォームの再調整に取り組み、復調のきっかけをつかむと、シーズン終盤は抑えに転向。これがハマった右腕はブルペンを支え、チームの世界一連覇に貢献した。
ジェットコースターのようなシーズンを過ごしたが、今季は先発投手として再スタート。ローテーション入りが予想されているが、先日の登板を受けて疑念を示す声も広がっている。
米地元メディア『ドジャース・ウェイ』は26日(同27日)、「ロウキ・ササキの悲惨な春季デビューが、昨年から続くドジャースファンの不安を再燃させた。望んでいた復活劇とは言えない」という見出しを掲げ、記事を展開した。
同メディアは「キャンプを通じて実戦感覚を取り戻している最中。ササキの登板はこれが最後というわけでもない」と状況を考慮しつつも、「期待を裏切る投球内容」と断言。そして「ササキは先発よりも、球威を武器に押していく抑えのほうが合っているのではないか、という懸念を払拭するには至らなかった」とした。
■「先発の座を失う可能性もある」
また、MLB公式サイトのソニア・チェン記者は先発の顔ぶれに言及。山本由伸や大谷翔平、タイラー・グラスノーらは“当確”とした上で、「ローテーションの最後の枠を誰が獲得するかについては、まだ競争が残っているようだ。ロバーツ監督の発言からすると、その枠はエメット・シーハンとササキがモノにする可能性が高いようだが、それは同時に彼らがその座を失う可能性もまだ残されているということ。そして、ジャスティン・ロブレスキー、ギャビン・ストーン、リバー・ライアンといった投手たちにも、先発の座を勝ち取るチャンスがある」とし、佐々木の座が安泰ではないと説明した。
ストーン、ライアンとも2024年に受けた手術の影響で、昨季は全休。しかし、このキャンプではすでにオープン戦にも登板し、1イニングながら2人とも安打を許さず、無失点に抑え込んでいる。もともとポテンシャルの高さは折り紙付きで、健康であれば十分にローテ争いに入っていける。
ライバルたちが好投を続けた場合、佐々木の先発ローテ入りに黄色信号が灯る可能性は否定できない状況となっている。
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