4月4日に2位ローマはホームに5位ナポリを向かえ、セリエA第29節を戦い1-0で勝利した。ローマが本拠地で勝利したのは2014年11月以来。
最近6試合で1勝1敗4分けと大ブレーキのローマ。第23節では最下位パルマとも引き分けるなど、近ごろピリッとしない。未だ2位は死守しているが、気づけば首位ユベントスは勝ち点14差とはるか遠く。
現実問題として、欧州チャンピオンズリーグの出場権が得られる3位以内は確保したいが、それも3位ラツィオに勝ち点1差まで詰め寄られ、4位サンプドリアとも勝ち点5差。予断を許さない状況が続く。
一方のナポリも最近は勝ちきれない試合が多く、リーグ戦での勝利は2月23日に行われた第24節、サッスオーロ戦まで遡らなければならない。一時は2位浮上も狙えた勢いは完全に止まり、チャンピオンズリーグどころか5位以内が条件のヨーロッパリーグすら、フィオレンティーナに勝ち点1差まで詰め寄られ危うい。
ともに負けられない試合は立ち上がりからヒートアップ。特にローマのダニエレ・デ・ロッシは前半11分にイエローカードをもらい、その後も入れ込む姿が再三見られた。
【ローマがナポリを破り2位キープ 続く】
《岩藤健》
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