欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でモナコに敗れ、5年連続ベスト16敗退が決まったアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、アウェーゴールのルールは見直されるべきだと主張した。
「2チームがアウェーゴール差で敗退した。このルールは時代遅れで改正されるべき。見直されないといけないと思っている。素直に勝敗だけで勝ち上がりを決めるほうが、とても効率的だと思っている。アウェーゴール差は運も左右する」
ここまでは冷静に語っていたベンゲル監督だが、記者にアウェーゴール以外の代替案を尋ねられると、力を込めて語った。
「カウントするにしても延長戦のあとでいい。このルールは60年代に制定されたもので、アウェー戦で攻撃的なプレーを誘発するために作られた。現代のサッカーは大きく変わり、あまりにも負担が重くのし掛かる」
これまでもアウェーゴールの見直しを主張してきたベンゲル監督。改めて世に問うこととなった。
《岩藤健》
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