イングランド・プレミアリーグのアーセナルは3月17日、ASモナコとの欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント第2戦に挑む。第1戦はホームで1-3と敗戦を喫したアーセナル。厳しい戦いになるが、アーセン・ベンゲル監督は奇跡のベスト8入りをあきらめていない。
過去22試合で7失点と、堅牢な守備で知られるモナコから、アウェーで最低でも3点奪えなければ敗退が決まるアーセナル。ベンゲル監督は「もちろんモナコが圧倒的に有利な立場だが、我々には経験と自分たちならできるという自信がある」と語った。
これに対し、モナコのレオナルド・ジャルディム監督も「今年最も厳しい試合になるだろう」と、警戒した。
「この段階ではまだ敗退の危険性が半分あることを忘れてはならない。2点リードしているが、相手には傑出した選手が揃っている。難しい試合になるだろう。少しも慢心してはいけない」
チャンピオンズリーグの記録を塗り替えるほどの、アウェーでの圧勝劇が求められるアーセナル。新たな歴史を作ることはできるか。
《岩藤健》
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