男子テニスの最終戦、ATPワールドツアー・ファイナルが11月15日から始まる。12日には開催地ロンドンでラウンドロビンの組み合わせ抽選が行われた。
2年連続出場を果たした錦織圭はノバク・ジョコビッチ、ロジャー・フェデラー、トマーシュ・ベルディハと対戦することが決まった。もう一方のグループではアンディ・マレー、スタン・ワウリンカ、ラファエル・ナダル、ダビド・フェレールが戦う。
ツアー・ファイナルはそれぞれのグループでラウンドロビンと呼ばれる総当たり戦を行い、各組の上位2名が決勝トーナメントへ進む。ラウンドロビンでは1勝するごとにATPポイントが200加算される。ツアー大会の優勝に匹敵するポイント数だが、世界の上位8名のみが出場を許されたファイナルでの1勝は、それだけの価値があると見なされている。
昨年は準決勝で世界ランク1位のジョコビッチに敗れた錦織。今年は初戦で対戦することが決まった。厳しいグループに入ったがラウンドロビンを勝ち抜き、2年続けて決勝トーナメントへ進めるか。
《岩藤健》
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