男子テニスのマスターズ・パリ大会は11月4日、シングルス2回戦が行われた。第6シードで世界ランク7位の錦織圭は、世界ランク32位のジェレミー・シャルディーを7-6、6-7、6-1で破り初戦を突破した。
粘るシャルディー相手に我慢のテニスが続いた錦織。第1セット、第2セットとタイブレークにもつれ込む熱戦だった。特に第2セットはマッチポイント2本握ったところから跳ね返され、タイブレークを落とすなど心配された。
だが第3セットに入ると連続でシャルディーのサービスゲームをブレークし、最後は地力の差を見せる勝利だった。
錦織は3回戦で世界ランク9位のリシャール・ガスケと対戦する。錦織とガスケは2013年にもパリ・マスターズで対戦しており、そのときはガスケが勝利している。過去の対戦成績も錦織の5戦全敗。マスターズ初優勝を目指す錦織は天敵ガスケを攻略できるか。
《岩藤健》
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