3月17日に行われた欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ。アーセナルは敵地でモナコを2-0と破ったが、2戦合計スコアではアウェーゴールの差に泣いた。
5年連続ベスト16敗退に終わったアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、この試合を「勝ち上がれるだけの内容ではあったと思うが、非常に難しい仕事でもあった」と振り返る。
「前半にチャンスを多く作れていたので、ハーフタイムまでに試合を決められたかもしれない。第1戦の結果が大きく影響した。今日モナコは枠内シュート0本だったが、それでも準々決勝に進出した」
ベスト8進出には欧州チャンピオンズリーグの歴史を変えるほどの、圧倒的な勝利が敵地で求められていたアーセナル。ベンゲル監督は「98%脱落すると言われていたのは知っていた」と話した。
「それでもチームは戦った。やりたいプレーができた。土曜日の試合で披露していた選手もいたので、後半は試合を決めるだけのフレッシュさを欠いた。敗退は非常に残念だが、今日の試合では前向きなプレーが見せられた」
欧州チャンピオンズリーグは敗退してしまったアーセナル。残すは連覇を目指すイングランドFA杯、そして来季のチャンピオンズリーグ出場権争いが激しい、プレミアでの戦いだ。
《岩藤健》
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