ともに優勝回数11で並び最多記録を持つ両クラブ。アーセナルは連覇達成なら、単独での最多優勝となる。一方のユナイテッドもプレミアリーグで首位チェルシーに追いつくのは難しく、残すはCL出場権確保とFA杯での優勝。
先制したのはアーセナルだった。前半25分にナチョ・モンレアルが左足でゴールを奪う。ホームで劣勢に立たされたユナイテッドも、すぐさま反撃に出る。
右サイドのディ・マリアが中央へ送ったクロスにウェイン・ルーニーが頭で合わせ、前半29分同点に追いつく。試合前の会見でルイス・ファン・ハール監督が「最もFA杯制覇の意欲を見せている」と名指した選手が、試合を振り出しに戻すゴールでチームを救った。
前半終了時点でのボールポゼッションは、ややユナイテッドが優勢だった。しかし、アーセナルは虎視眈々とチャンスを狙い後半16分、敵陣で相手のバックパスが短くなったのを見て、ダニー・ウェルベックが走り込みカット。慌てて前へ出ていたキーパーもかわし冷静に流し込んだ。
ファン・ハール体制に変わりユナイテッドから放出されたウェルベックが、大事な場面で古巣に恩返しを果たす。
このまま試合は終了しアーセナルが準決勝に進出した。
ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今大会、準決勝進出に「アーセナル勝ったー!本当嬉しい!」「ウェルベックのあの喜びはユナイテッドで苦しんだからこそ何だろう」「アーセナルがオールドトラフォードでユナイテッドに勝利!しかもウェルベックが決勝点!」「アーセナルばんざい!!」「ユナイテッドには全然勝ててなかっただけに嬉しいだろうな」など、ファンも喜びを爆発させた。
気になる準決勝の対戦相手はブラッドフォード(3部)対レディング(2部)の勝者に決まった。チェルシー、サンダーランドを破り8強まで勝ち上がってきたブラッドフォードが、三度プレミア勢の前に立ちはだかるのか。こちらも注目したい。
Full-time: Manchester United 1-2 @Arsenal #MUFCvAFC pic.twitter.com/ZJJETfDeJr
Arsenal FC (@Arsenal) March 9, 2015