【津々見友彦の6輪生活】ウワサに聞いた自転車用ポンプのヘッドを使ってみた「今までの苦労が嘘みたい!」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【津々見友彦の6輪生活】ウワサに聞いた自転車用ポンプのヘッドを使ってみた「今までの苦労が嘘みたい!」

オピニオン コラム
【津々見友彦の6輪生活】ウワサに聞いた自転車用ポンプのヘッドを使ってみた
  • 【津々見友彦の6輪生活】ウワサに聞いた自転車用ポンプのヘッドを使ってみた
  • 【津々見友彦の6輪生活】出かける前には空気圧をチェック
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今回はちょっと嗜好を変えて、タイヤの空気入れポンプのヘッドの話をしたい。

私は脚力不足のために、できるだけ自転車は軽く走れるようにタイヤの空気圧を高めに維持している。キャリヤを付け荷物も積んで走るロードタイプのスペシャライズド・セコイアや、折り畳みのBD-1、どちらも8bar(約8気圧弱)の圧を入れている。

高圧だとタイヤがしっかりと張り、変形量が少ないのでその分エネルギーが熱になって逃げにくく、漕ぐ力が推進力として無駄なく伝わり、ラクだからだ。もちろん、その分転がり抵抗も小さい。

■出かける前には空気圧をチェック

私は取材で箱根やツインリンクもてぎなどに行くときには、BD-1を輪行して行く。登り坂が多いので、特に空気圧は毎回、出かける前にチェックする。1週間放置していても必ず下がっている。2週間だと更に抜けが多い。バルブから抜けるのかも知れないが、やはりチューブのゴム素材から分子の小さい酸素が少しずつ抜けているのだろう。



出かける前には空気圧をチェックして空気を入れる


このBD-1は18インチの小径車だ。車輪が小さいのでリムのスポークとスポークのスパンが狭い。狭いとポンプヘッドをバルブステムに入れるのに苦労する。そしてバルブステムから飛び出しているバルブ本体の、プランジャー先端の小ネジを緩めて、その上からポンプヘッドを挿し、レバーを上に押し上げる。

この時、スポークとスポークの間に手を入れなければならないが、狭いので手が入りにくい。さらにポンプヘッドの高さが高いので外そうとすると、小ネジに触り「プシュー」とエアが漏れる。

「あれ~!」とまた再度空気を入れるはめになり、効率が悪い。さらには高圧に入れようとするとバルブステムとの噛み合わせが弱く、5barぐらいで「スポン!」と弾かれて外れてしまう。

■ウワサの「ヒラメ」を購入してみる

実は、友人から「ヒラメ」と耳慣れない言葉をよく聞いた。自転車用ポンプのヘッドだ。正式名称は「ヒラメポンプ」と呼ぶらしい。製作しているのは大阪のBMXの老舗、KUWAHARA BIKEWORKS JAPANだ。自宅近くのショップに行くと品切れ。なので予約注文した。

なにしろ手作りの少量生産らしく中々置いていない。実は前々からウワサは聞いていたが、税別で4380円もする高価なもの。下手するとポンプ本体が買える値段だ。だから購入を見送っていた。

1週間程度して現物を手にした。全部金属製でズシリとし、美しい出来だ。私の購入したのはHP-2型で横開きのもの。早速ポンプのヘッドをヒラメに交換。



予約注文した「ヒラメポンプ」が届いた


■今までの苦労が嘘みたい!

丁度、ハサミを持つようにしてBD-1の狭いスポークの間に差し込むと、何と簡単にバルブステムに重ねられた。今までの苦労が嘘みたい!

ヒラメ本体のリングを回して、噛み合せ圧力も簡単に調整できる。そしてハサミを片手で絞めると「ぐにゅっ」と軽いクリック感で絞まり、8barの圧を掛けてもびくともしない。そして外すとき。レバーを「グイ!」と開くと「スパン!」と一瞬で外れる。以前のポンプヘッドでは、必ず「プシュッー…」とかなりエアが漏れ、下手するとまた入れ直ししたのだが、それがない。



ヒラメ本体のリングを回して、噛み合せ圧力も簡単に調整できる


実に使いやすく、しかも効率が良い。4380円の価格は少しも高くなく大満足の逸品だ。高圧を入れるタイヤにはこれに限る。
《津々見友彦》
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