ドーピング予防、カザフスタンで2015年からバイオパスポート導入 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ドーピング予防、カザフスタンで2015年からバイオパスポート導入

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アスタナ所属のカザフスタン人選手の相次ぐドーピング違反を受けて、カザフスタン国立アンチドーピングセンター(KazNADC)とカザフスタン自転車競技連盟(KCF)は、2015年から国内プロ自転車選手を監視するバイオメトリックパスポートを導入することを10月22日に発表した。

KCFのドミトリー・ムラビエフ事務局長は「このプログラムは、WADA(世界アンチドーピング機構)がリストアップした禁止薬物の使用を防ぐことを目的としている。カザフスタンではKazNADC、最新技術を完全装備した研究所、国際的な専門家の支援とともに、2015年に世界最先端のアンチドーピングシステムを導入する」と説明している。

その主な内容は、以下の通り

・コンチネンタルチーム・アスタナ、ビノ4エバー、トラックチーム・アスタナ、及びカザフ国内のアスタナ・プロチームのカザフスタン国内自転車選手全員に対し、アンチドーピング検査を実行する

・種目(ロード、トラック、マウンテンバイク)ごとに、地域チーム、ナショナルチームのあらゆる年代の上位自転車選手から検査用サンプルを収集する。

・あらゆる年代の選手に対し、広範囲でバイオメトリックパスポートを導入する。

またアンチドーピング教育にも力を入れることも盛り込まれている。
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