南半球は、これから夏本番、日差しの強いことで有名な、ここオーストラリアは、アウトドアスポーツでの日焼け止め対策がキーポイントとなる季節になります。
日本ではさほど気にしていなかった日焼けも、オーストラリアは紫外線が強く、肌へのダメージは、相当なもの。サングラスをしていないと、目が痛くなる時もあります。
また、南オーストラリア州は、乾燥しているために、さらに肌のダメージを進めることになります。
紫外線の値を見るUV 指数は、この時期で、すでに5前後もあり、これから夏を迎え、値はさらに上昇していきます(日本の東京近郊での夏のUV指数が6前後)。
日中日差しが強くなるこの時期から、サイクリストは、色々な日焼け止め防止を講じながら、サイクリングを楽しんでいるように見かけます。そんなサイクリストたちの日焼け対策をチェックしてみました。
◆肌を露出しないこと
そのオーストラリアでのこれからのサイクリングで気を付けなければならないことは、基本は、肌を露出しないこと。特に、アームカバーなどで腕を覆う女性サイクリストも目立ちます。
また、頭に薄いタオルをのせ、首の後ろに垂らすようにして、ヘルメットを被ります。こうすることで、首の後ろの日焼けを防止します。
中には、冬のフェイスマスクのように顔全体を隠すかのようにしている女性サイクリストの姿もときどき見かけます。
◆日焼け止めクリームは必需品
スーパーマーケットや薬局では、日焼け止めクリームのコーナーが拡張されます。
肌に日焼け止めクリームもさることながら、日焼け止めリップクリームも多く見かけます。
クリームはこれから必需品で、どこへ行くにも必ず持ち歩くという人もいますし、アウトドアの大きなイベントになると、イベントの受付に置いてあったり、ボランティアがボトルを持って歩いている姿も見かけます。
◆ビタミンDの補給
紫外線を避けることが、ビタミンD欠乏に繋がると言われています。日焼け防止の結果、栄養の欠乏ということになりかねず、オーストラリア・キャンサー・カウンシルでは、特に、これからの時期は、食べ物などでの、積極的なビタミンDの補給を勧めています。
◆適度に木陰での時間を設ける
炎天下でのサイクリングでは、日焼けもさることながら、疲労度も増すばかり。木陰で適度に休憩を取ることがサイクリングを楽しむポイントにもなります。気のせいか、春から夏にかけては、カフェで涼しむサイクリストも多く見かけるような気がします。
太陽と海の青さだけを見ていると、紫外線の強さを忘れてしまいがちですが、身体への様々な負担を減らしながら、夏の自然を楽しみたいものです。
《さくら 麻美》