UEFAチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ・ファーストレグが8月15日に行われ、リバプール(イングランド)が敵地でホッフェンハイム(ドイツ)相手に2-1の勝利を収めた。
試合後の会見で先制のFKを決めたトレント・アレクサンダー=アーノルドを、ユルゲン・クロップ監督も「見事だった」と賞賛している。
「18歳の選手があの状況のFKで、ああいうボールを蹴れる。それこそが素晴らしいことだと思う。彼にはまだ欠点もあるが、それは問題にならない。我々にとって重要な選手だ」
素晴らしいFKで先制点を奪ったアーノルドだが、終了間際の失点に絡んだのも彼だった。相手のパスに対して審判にオフサイドをアピールしたが認められず、逆にマークが疎かになってシュートを決められてしまった。
「相手の得点はオフサイドではなかった。彼はずっとアピールしていた」とクロップ監督。だが、指揮官は若手の判断ミスを責めず、「彼は素晴らしい若手選手であり大きなポテンシャルを秘めている。守備面ではまだ改善の必要もあるがそれは問題ではない。彼は1点を決めてくれたし、失点に完全に絡んだわけでもない」と擁護した。
《岩藤健》
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