前半は小関也朱篤に次ぐ2位で泳いだ北島。だが150メートルのターンからペースが上がらず、2分9秒96で5位に終わった。リオ五輪代表は2分8秒14で優勝した小関、2分9秒45で2位に入った渡辺一平がともに派遣標準記録を突破し内定した。
北島は今大会の100メートルで2位入賞を果たしたが、日本水泳連盟の定める派遣標準記録を突破できず、リオ五輪出場を逃していた。
200メートルを泳ぎ終えたあと、北島からは引退を示唆する発言があった。またツイッターでも「皆さんの応援があったから最後まで諦めないで勝負できました。背中を押してくれて有難う」と、別れを惜しむコメントを発表している。
平泳ぎ2種目でオリンピック連覇を成し遂げた北島。一時代を築いたスイマーの引退には、「本当に本当にカッコよかったです。北島さんのレースを目に焼き付けました」「本当にお疲れ様でした」「お疲れ様でした。水泳に対する想い最後まで諦めずに挑戦する姿は本当にかっこよかったです」「北島選手、長い間、素晴らしい泳ぎをありがとうございました」「お疲れ様でした。めっちゃかっこよかったです!感動しました」などのコメントが寄せられている。
応援して下さった皆様、本当に有難うございました。皆さんの応援があったから最後まで諦めないで勝負できました。背中を押してくれて有難う。僕のリオの道は閉ざされたけど、頑張ってリオの切符を掴み取った後輩達を応援してあげて下さい。
— Kosuke Kitajima (@kitajimakosuke) 2016年4月8日