レスリング・体操・柔術・総合格闘技スクールの「GENスポーツアカデミー」を運営するGENスポーツマネジメントは4月18日、ロシアの総合格闘家、エメリヤーエンコ・ヒョードル氏と協力関係を結んだことを発表。K-1への選手派遣やサンボクラス新設をすすめる。
会見では、同アカデミーでチェアマンを務める上原譲氏と、ヒョードル氏が登壇。上原氏は冒頭に、「約10年前、リングス時代にヒョードル氏と同じ時間を過ごしたことや、かつてのスポーツ会館であるこのGENスポーツアカデミーが、彼にとって思い入れのある練習場所であることなどの経緯から協力関係に至った。今後、ヒョードル氏のアドバイスを得ながらサンボクラスを設け、関連するセミナーなどを開催していきたい」と語った。
「再び日本のみなさんに会えることができてうれしい」と切り出したヒョードル氏。「このすばらしいジムにまた戻ってこれたこともうれしい。このアカデミーと協力関係を築き、スポーツ推進のために努力していきたい」と抱負を語る。
また、サンボを通じてのスタッフ構成もすすめるというヒョードル氏は、「サンボというすばらしいスポーツのコーチ、選手に来てもらうつもり。サンボは、K-1やPRIDEなどの枠を越えてどの選手にも役立つスポーツだと思っている」と続けた。
上原氏は、「総合格闘家のような、おもいっきりのある選手を送り込んでもらいたい。パンチ力や“一発”のある選手を派遣してもらいたい」とヒョードル氏の手腕に期待をこめた。
《大野雅人》
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