UFC2戦目のセフードだが、世界王座挑戦経験もあるカリアソに対し、レスリングで鍛えたテイクダウン能力とフィジカルで一方的に攻め、ジャッジ3人が30-27をつけるフルマークでの圧勝だった。
1ラウンドから鋭いタックルで2度のテイクダウンを奪い、グラウンドでは上になると顔面へヒジを打ち下ろす。カリアソは防戦一方で5分を過ごした。
2ラウンドに入ってもセフードの勢いは止まらない。テイクダウンを奪うと一本を狙いにいく。カリアソも巧みなガードで首は取らせない。立ち上がった両者だが、直後にまたセフードがテイクダウンを奪う。
最終3ラウンドに入ってもセフードがスタミナ切れ起こすことはなかった。グラウンドに引きずり込むと、上からヒジを打ち下ろしカリアソに反撃する隙を与えない。カリアソが相手の足を取る場面も合ったが、セフードが抜け出したところで試合終了後のゴングがなった。
相手に何もさせず一方的に攻め続けた完勝にファンは、「セフード強過ぎるな…」「良い勝ち方。レスリングスキルは別格でスタンドも上手い」「当たり前だが、レスリング力に差がありすぎる…。後はフィニッシュに持ち込めれば言うことなし」「打撃も良かったし、カリアソなんもできなかったですね」など、デメトリアス・ジョンソンが長期政権を築こうとしているフライ級に、面白い選手が現れたと喜んでいる。
それでも試合後セフードは「KOボーナスがもらえなかった」と、押し込みながら決めきれなかった点を反省した。
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Henry Cejudo (@HenryCejudo) March 15, 2015