大迫勇也の所属するFCケルンは2月25日、敵地でRBライプツィヒと対戦し1-3で敗れた。先発した大迫は後半8分に追撃の今シーズン5得点目を挙げている。
試合は前半5分にケルンのGKトーマス・ケスラーにクリアミスが出ると、このボールをライプツィヒに奪われ先制を許す。さらに前半34分には相手のクロスがドミニク・マローに当たってゴールに吸い込まれるオウンゴール。ケルンは前半を2点ビハインドで折り返した。
ケルンは2点リードされて迎えた後半、右サイドをオーバーラップしてきたパヴェル・オルコウスキからのクロスを、大迫がスライディングしながら合わせて1点差に詰め寄った。
これで反撃ムードが盛り上がるも後半20分、ライプツィヒのティモ・ヴェルナーに決められ、再び2点差となった試合で追いつくことはできなかった。
試合後の大迫はブンデスリーガ公式サイトのインタビューに答え、「試合中に3回もミスが起こればこうなりますね。1回なら分かりますけど、3回はちょっと多すぎると思います」と試合内容を振り返った。1点差に詰め寄って相手もバタバタしていたのに、すぐに3点目を与えてしまったと失点の時間帯も悔やんだ。
前半は2位のライプツィヒに対し守備的な布陣で臨んだケルン。2点ビハインドで迎えた後半に4バックへ変更し、そこから反撃に転じられた。大迫は自分たちのスタイルを変えてしまったことが良くなかったと語る。
「相手の穴はサイドで、そこでうまく起点を作れればおもしろい展開になったと思うんですが…。ちょっと守備的にいっちゃいましたね。それが裏目に出た試合だったと思います」
《岩藤健》
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