【津々見友彦の6輪生活】自転車整備時の服装に…フィニッシュラインの手袋とエプロン | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【津々見友彦の6輪生活】自転車整備時の服装に…フィニッシュラインの手袋とエプロン

オピニオン コラム
エプロン L
  • エプロン L
  • エプロン M
  • エプロン S
  • エプロン ホック
  • エプロン マグネット
  • エプロン 全体折り畳み
  • エプロン ネットポケット
  • エプロン マルチツールクリップ
ツーリング前には自転車の整備や掃除はしっかりとやりたい。その時、いつも迷うのが整備の時の服装。どうしても掃除やチェーンへの注油などで、衣類を汚してしまうリスクがある。

また、手が油汚れで汚く、特に爪先の黒ずんだ汚れは気になる。私の場合、服装ではジーンズを履かないため特にこの問題は深刻だ。

そこで目についたのが、フィニッシュラインの手袋「メカニック グリップ グローブ」と整備用エプロン「プロフェッショナル ショップ エプロン」だ。


●メカニック グリップ グローブ 700円(税抜き)
仕様はポリウレタンで手のひらや指周りをコーティングしたもので、今や、特に珍しいものではない。似たようなものはいくらでも手に入る。ただ、違いを感じたのは、とても軽量で手になじむこと。重さを量るとわずか16 g程度だ。

手袋L-M

手持ちの似たような他の手袋は全体に厚地で、30 gもある。この圧倒的な軽さは、とても手になじむのだ。

実際に手にはめると、指や手のひらの部分がブラシやツールにしっとりとへばりつき、あまり力を入れなくても良いので作業が楽だ。さらに、指に触れる感覚も感じられ自然なフィールで仕事ができる。

また、ポリウレタン以外の部分は、網目のニット状なので手袋が蒸れなくてはめ心地も良い。塩化ビニール樹脂の手袋も使ったが、蒸れる点と薄いためパーツの鋭い角で傷がつくのも心配だった。


●プロフェッショナル ショップ エプロン 3,800円(税抜き)
このエプロンは前々から欲しかったものだ。しっかりとした丈夫なキャンバス生地で出来ていて色々と工夫されている。汚れの目立たない黒地で、サイズはH1,010 × W710mmで充分に大きい。特徴は以下の通り。

エプロン S

(1)長さを3段階に調整
(2)胸部分は5つの小、中のポケット(内一つはマグネットゴム付)
(3)腰、腹部分の3つの大型ポケット(内ひとつはネット状)
(4)マルチツールクリップ

ざっとこのようなスペックだ。よく考えられているのは(1)の長さ調整が出来る点。ホックで簡単にアジャストできる。身長に合わせることも出来るが、仕事の内容により調整も可能。チョイとテストライドの時は短い方が良いだろう。

(2)のマグネットゴムが使用されているポケットは流石のアイディアだ。横幅いっぱいにマグネットゴムが貼られているので、このポケットにナットやワッシャーなど小物の金属パーツを入れて置くと紛失しにくくて助かる。小型ツールは胸部分に、大型ツールは腰の両サイドに入れれば邪魔にならず、直に取り出せる。

(3)のネット状のポケットは内部が透けて見えるため一目で中身が確認でき、とても便利だ。

(4)のマルチツールクリップは、鍵などをちょっと引っかけて置け、着脱も簡単なのが便利だ。


自転車の整備や掃除の際、さっと首からぶら下げ、ストラップの最後はバックルでパチンと留めて長さ調整も簡単にでき、衣類を汚さず、効率的に作業が進められるのは楽しい。今や私の必須アイテムとなっている。
《津々見友彦》

編集部おすすめの記事

page top