敵地でアトレティコの堅守を崩せず、カウンターから決勝点を奪われたバイエルン。クラブ公式サイトが、試合後のカルロ・アンチェロッティ監督の言葉を伝えている。
「我々は試合をコントロールしたが、今日は対人戦でアグレッシブさと気迫が明らかに足りなかった。更に頻繁にボールを失いすぎたし、プレーのテンポも遅すぎた。アトレティコ相手にはもっと早くなければいけないし、チャンスを活かさなければならない」
選手たちのプレーについて、「まったく良いパフォーマンスではなかった」と話すアンチェロッティ監督。だが、次の試合は良くなるだろうと前向きなコメントも残している。
バイエルンのGKマヌエル・ノイアーは、アトレティコの決定力を賞賛した。
「アトレティコはゴールへの直感が優れていた。少ないチャンスから多くの可能性を引き出した。この決定打への直感が、残念ながら今日の僕たちには欠けていた」
"We lacked that killer instinct" - read the reaction from both sides to #AtletiFCB: https://t.co/o4CLQo51Tp pic.twitter.com/9CdWWMoHV1
— FC Bayern English (@FCBayernEN) 2016年9月28日
前回大会の準決勝でもアトレティコと対戦し敗れたバイエルン。リベンジ失敗にファンからは、「監督が変わってもリーガ勢には分が悪いな」「国内にライバルいないのも考えものかな」「今のバイエルンはブンデスで無双しても、なんの参考にもならないからな。真価を試されるのはCLしかない」などの声が寄せられている。
バイエルンを撃破したアトレティコには、「守備型のチームは今も昔もあるけど、点が取れないのが不満だった。シメオネのアトレティコは大事な試合で点を決めるから強い」「組織化された守備という点では現在、世界一なのでは?」とチームの完成度を高く評価する意見が多い。