バイエルン・ミュンヘンは9月24日、ドイツ・ブンデスリーガ第5節で酒井宏樹が所属するハンブルガーSVと対戦、終了間際のゴールで1-0の勝利を収めた。
開幕から4試合で勝ち点1のハンブルガーは、ホームで意地を見せようと前半から積極的なプレー。バイエルン相手に拮抗した試合となり、後半の遅い時間帯まで両チーム無得点で進んだ。
待望のゴールが生まれたのは後半43分、フランク・リベリーのクロスから、ジョシュア・キミッヒが決めた。
劇的な勝利となった試合後、バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督は、ハンブルガーのプレーぶりを称えた。
「前半を通じてハンブルクは非常に激しいプレーを展開していた。本当に守備面がよく統制されていた。我々よりも良いプレーをしていた。後半は違う展開になったと思う。こちらは自分たちのプレーのリズムを出し、結果として決定機を迎えた」
9月21日のヘルタ・ベルリン戦から、先発メンバーを4人変更したバイエルン。アンチェロッティ監督は、ローテーション制の成功を喜んだ。
「選手起用でローテーションを採用したのは、水曜の夜に試合があったからであり、回復にあてるのが2日半しかなく選手全員が回復できなかったからだ。そういう理由でフレッシュな選手を先発させようとした」
《岩藤健》
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