1勝3敗と追い込まれたところから、2連勝で星を五分へと戻し迎えた第7戦。敵地オラクル・アリーナでの決戦は、序盤から息詰まる攻防が繰り広げられた。両チームとも二桁得点差をつけることができず、付かず離れずの接戦が続く。
同点の第4クォーター終盤、両チームとも必死のディフェンスを見せ、数分間89-89からスコアが動かない。そのなかでキャバリアーズはカイリー・アービングが、ステフィン・カリーとのマッチアップから3ポイントシュートを成功させる。
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— NBA (@NBA) 2016年6月20日
さらにレブロン・ジェームズが直前に右手首を痛めながらもフリースローを成功させ、キャバリアーズが土壇場で4点のリードを奪い逃げ切った。
敵地2連勝を含む3連勝での大逆転優勝にNBAファンからは、「史上初の1勝3敗からの大逆転!」「すごい試合だった。レブロンが泣き崩れるところなんて初めて見た」「正直1勝3敗になったときはウォリアーズが優勝すると思った」「一生忘れられない最高の試合だった」「ウォリアーズは1勝3敗から勝ち上がって、1勝3敗から負けたのか。これもドラマだね」「本当に手強い相手だった。ファイナルの相手がウォリアーズじゃなかったらここまでの感動はない」など感動の声が寄せられている。
これまでNBAファイナルで1勝3敗になったのは33回、そこから3勝3敗に戻したのが3回、しかし逆転優勝までこぎ着けたのは今回が初。記憶にも記録にも残る伝説的なファイナルになった。
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