香川真司の所属するボルシア・ドルトムントは5月21日、DFBポカール決勝でバイエルン・ミュンヘンと対戦する。今季最終戦を前に両チームが会見の臨んだ。
会見でドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、「ポカールはいまやFA杯と比べられるほどになったと思う。ドイツではカップ戦の重要性がより高まっている。イングランドでは違うようだがね」と、ポカール制覇はブンデスリーガ優勝に劣らない栄誉だとした。
自身初のドイツ代表入りも果たし、いまノリにノッているドルトムントの20歳ユリアン・ヴァイグルは、「代表入りは夢だったから家で飛び跳ねて喜んだよ。だけど、まずは21日の決勝に集中しないと」と目を輝かせた。
ブンデスリーガ最後の2試合を1分け1敗で終えたドルトムント。バイエルンのトーマス・ミュラーはそのことについて触れ、「彼らはリーグ戦の結果に満足していないだろう。決勝ではナイフを研ぎ澄まして我々を待ち受けているはずだ」と警戒した。
《岩藤健》
page top