今季ドイツ・ブンデスリーガでリーグ史上初となる4連覇を果たしたバイエルン・ミュンヘン。ミュンヘンの市庁舎バルコニーでセレモニーが行われると、当日は1万5000人以上のファンが広場に集まった。
今季は最大のライバルだったボルシア・ドルトムントが復調。開幕から連勝を続け、バイエルンを脅かすかと思われた。だが第8節の直接対決で5-1の大勝を収めると、その後も王者は安定した戦いぶりで首位の座を守り続けた。
堂々たる戦いぶりにミュンヘンのディーター・ライター市長も、「史上最大のライバルに10ポイント差をつけた。どれだけ優れたチームか分かるというものだ」と大喜びだった。
リーグ4連覇を達成したバイエルンだが、今季はまだ1試合残されている。21日に行われるドルトムントとのDFBポカール決勝だ。アルトゥーロ・ビダルは2冠が期待されるドルトムント戦について、「ポカールでも王者となって終われると良いね」と最高のエンディングを期待する。
今季限りでジョゼップ・グアルディオラ監督が退任し、後任にカルロ・アンチェロッティ監督が決まっているバイエルン。最後の試合も勝ってグアルディオラ監督を送り出せるか。
《岩藤健》
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