バイエルンの下部組織出身で家族は今もミュンヘンに住んでいるフンメルス。世界有数のビッグクラブであり、古巣でもあるバイエルン復帰は必然だったのかもしれない。
フンメルスはクラブを通じて、「BVBで成功に満ちた8年半を送ってきた僕にとって、今回の決断を下すのは簡単ではなかった。BVBのユニフォームでプレーすること、そしてこの特別なチームの一員であることをずっと誇りに思ってきたし、今もそれに変わりはない」とコメントしている。
フンメルスがドルトムントの選手として戦う最後の試合は、5月21日のDFBポカール決勝。相手は奇しくもバイエルンだ。
今季もドイツ・ブンデスリーガでライバルの独走を許したドルトムント。残された唯一のタイトル獲得チャンスに、「DFBポカールをドルトムントに持ち帰り、皆さんと盛大に優勝を祝いたい。そのために全力を尽くす」とフンメルスは決意を語った。
Mats Hummels verlasst Borussia Dortmund im Sommer. https://t.co/HLS5wTjng5
Borussia Dortmund (@BVB) 2016年5月10日
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Mats Hummels (@matshummels) 2016年5月10日