数的不利を抱えながらも、すぐには主導権を相手に渡さなかったユナイテッド。後半5分にはアントニー・マルシャルが左サイドをえぐるなどして、個人技で状況の打開を図った。
だが後半22分、左サイドからのクロスを受けたサロモン・ロンドンに決められ、ウェスト・ブロムに先制を許し敗れた。
トップ4浮上を目指す中での手痛い敗戦に、ファンからは「失点するまではペース握れてたし悪くなかったんだけどね」「せめて引き分けに持ち込むくらいの気持ちは見せてほしかったね」「失点以降は戦う気持ちを失っていた。ファーガソンの目が凍りついていたよ」などの声が寄せられている。
マタの退場処分について、ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は「愚かな行為だった」と試合後に語っている。
「1枚目のイエローカードは愚かな行為で受けたものだ。1枚目を受けていたのだから、2枚目をもらうリスクがあると考えなければならない。マタにしてはスマートなファウルではなかった。審判はフアン・マタという選手を理解すべきだ。マタの性格を知っていれば、5分間で2枚のイエローカードを受けるなんて信じられない」
最近の過密日程や、ひとり少ない状態で60分間を戦った選手たちのパフォーマンスには、満足していると話すファン・ハール監督。だがトップ4浮上は難しくなったと認めた。
「チャンスはあるだろうが、これまで多くの試合を落としてしまった。差を縮めるためにも、今日のような試合は勝たないといけない」
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— Manchester United (@ManUtd) 2016年3月6日