豊田スタジアム×ソニービジネスソリューション、芝育成に関する共同プロジェクト発足 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

豊田スタジアム×ソニービジネスソリューション、芝育成に関する共同プロジェクト発足

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豊田スタジアム×ソニービジネスソリューション、芝育成に関する共同プロジェクト発足
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豊田スタジアムとソニービジネスソリューションは、スタジアムでのスポーツターフの新たな育成・管理手法の確立に向け、共同プロジェクトを発足した。

共同プロジェクトでは、健全で強固なスポーツターフを生育・保持することができる新たな育成・管理手法の確立を目指して運用検証を実施。プロジェクトは、豊田スタジアムの芝が持つ課題を解決するために行う。

豊田スタジアムは、国内のプロサッカーやラグビーなどのリーグ戦をはじめ、その他の国際大会の会場候補地となっている。今後、サッカーとラグビーの併用や短期間での集中的な試合の開催などが想定されており、芝自体の強化を課題としている。

検証は2月より豊田スタジアムの実際のフィールドを使用して実施。豊田スタジアムが持つ肥培計画や地温コントロールなどから蓄積された芝育成・管理の独自ノウハウに加え、ソニービジネスソリューションの天然芝の生長促進用LEDシステム「BRIGHTURF(ブライターフ)」を採用。信州大学とも連携し、検証に取り組む。

同プロジェクトでソニービジネスソリューションは、ブライターフの月額サービス提供、豊田スタジアムでの運転パターン検証、実証実験データの取得を行う。

また、豊田スタジアムが実施している芝管理手法の全データをデジタル化。作業履歴や状態管理をスマートフォンやタブレットで簡易的に記録、閲覧できるようなツールを開発する予定だ。

並行して、過去の管理データと今回の共同プロジェクトから新たに生み出される手法・知見・数値の統合的な管理を実施。将来的には、芝管理指標の最適値を導き出すための検証を実施する。
《美坂柚木》

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