現役時代はACミランやリバプールでプレーした元ドイツ代表クリスティアン・ツィーゲ氏は、ユルゲン・クロップ監督とジョゼップ・グアルディオラ監督の対戦がイングランドで実現することを楽しみにしていると話した。
ツィーゲ氏は、今シーズン途中からリバプールの指揮を執るクロップ監督のスタイルについて、「彼の仕事に慣れるには少し時間が必要だ。選手たちへの要求は非常に高い。彼のチームの選手たちは本当に大変な仕事をしなければならない」と話し、ハードワークを要求されるクロップ流が浸透するには、まだ少し時間が掛かるとした。
「ドルトムントでも最初は8位になり、欧州カップ戦出場を逃したが、その後は2年連続でリーグを制した。最初は少し苦戦するだろうが、今後の成功は間違いないと思う」
また、今シーズン限りでグアルディオラ監督がバイエルン・ミュンヘンを退団し、渡英することが確実な情勢にも触れ「プレミアリーグにとっても、ふたりの対戦は良いことだと思う。ふたりの対戦は、いつも素晴らしいものだった。きっとプレミアリーグでも同じだろう」と歓迎した。
《岩藤健》
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