リバプールのクロップ監督が苦言「プレミアリーグは試合が多すぎる」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

リバプールのクロップ監督が苦言「プレミアリーグは試合が多すぎる」

スポーツ 短信
リバプールのユルゲン・クロップ監督(2015年12月20日)
  • リバプールのユルゲン・クロップ監督(2015年12月20日)
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、プレミアリーグの過密日程がイングランド代表に悪い影響を与えていると話した。12月24日に『BBC』が同監督の言葉を伝えている。

クロップ監督は「選手たちは、あまりにも多くの試合を戦う。これがいいやり方ではないなんて、誰もが知っているはずだ」と話し、リーグでの戦いがEURO2016では不利に働くと指摘した。

「みんなロイ(・ホジソン代表監督)はチームをタイトルへ導かなければならないと思っている。優れた選手たちがいるからね。だけど彼らは1年間、休みなしで戦っている。他の国では休暇があるのに。これでは成功は難しい」

クロップ監督は以前にもプレミアリーグの過密日程を批判し、「イングランドは選手を馬のように扱っている」と表現した。今回のインタビューでも、「イングランドのビッグクラブが近年、大きな成功を収められていないのは試合数の多さが原因だ」と再び持論を展開している。

この発言にファンからは、「分かるけど冬休みの楽しみのひとつなんだよ」「年末年始に試合があるのは、サッカーファンからするとありがたいんだ…」「プレミア外からきた監督が受ける洗礼だね」「観るほうとしては楽しいけど、実際やるほうは大変だよね」などの反応が集まっている。

初めて経験する年末年始の休みがない戦い。果たしてクロップ監督は、この状況を乗り切れるか。
《岩藤健》

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