イングランド・プレミアリーグで好調が続くレスター。12月19日に行われたエヴァートン戦も3-2で制し、リーグ首位でクリスマスを迎えることができた。タイトル獲得を期待する声も高まっているが、クラウディオ・ラニエリ監督はまだ意識する時期ではないとした。
試合後の会見に現れたラニエリ監督は、「もしも4月の終わりに首位に立っていれば、タイトルのことを考えられるだろう。もし残り2試合ならね。今はただ好調を楽しんでいるだけだ」と話し、まだプレミアリーグの先は長いとした。
また、会見でラニエリ監督は難敵との試合を、「今日は本当に難しい試合だった。エヴァートンはとてもいいチームだ。ボールを素速く動かしてくる。相手にスペースを与えないよう、しっかり集中していたが、前半はボールを持ったときにあまりいい動きができなかった。後半ははるかによくなったね」と振り返っている。
岡崎慎司のゴールもあり、敵地でエヴァートンを下したレスター。この勝利でチームは勝ち点を38に伸ばした。これまで「今シーズンの目標は勝ち点40。達成できたら次の目標を考える」としてきたラニエリ監督。そのときはすぐにやって来そうだ。
《岩藤健》
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