現在リーガ・エスパニョーラ3位のレアル・マドリード。ホームでバルセロナに大敗したあたりから、ラファエル・ベニテス監督への風当たりは本格的に厳しくなり、解任が近いとも噂され始めた。
だが、過去にレアルで監督を務めたこともあるファビオ・カペッロ氏は、シーズン終了までクラブはベニテス監督に任せるだろうと話す。そのうえで次期監督にはジネディーヌ・ジダン氏を候補に挙げた。
「彼はセカンドチームを指揮している。何をやるべきか理解するため、非常に重要なことだ。監督としてまったく異なる仕事だが、彼がレアル・マドリードの次の監督になる可能性はあるだろう。だがラファエル・ベニテスは、今シーズンの最後まで指揮を執ると思う。会長は彼を支持しているとスペインの誰もが考えている」
ベニテス監督率いるレアルは12月20日、ラージョ・バジェカーノを10-2で破った。驚異的なスコアで圧倒的な破壊力は健在であることを見せつけている。こうした勝利が信頼回復へつながっていくか。
《岩藤健》
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