11月21日のリーガ・エスパニョーラ第12節、レアル・マドリードはバルセロナに0-4で大敗した。ホームでなす術なく敗れたチームにファンやメディアの批判は絶えない。こうした状況にラファエル・ベニテス監督は「選手たちの精神面が心配だ」と話す。
会見場に姿を現したベニテス監督は「勝利も敗戦も我々はすべてを共有しなければならない」と、団結こそが鍵であると述べた。「痛手になるのは確かだ。バルセロナのような相手に、このように大敗するのは本当につらい。だが今しなければならないのは団結し、次の試合で勝ち点3を取ることだ」と続ける。
優勝争いのためには気持ちを切り替え、次の試合に臨むことが重要と考えるベニテス監督。
「私が気にしているのは次の試合に向け、精神的に回復しなければならないことだ。リーガの戦いはまだ長いし、チームが無敗を続けていたときのようなプレーを見せなければならない」
首位バルセロナと勝ち点6差になった3位レアル。優勝争いを続けるためには、伝統の一戦で完敗したショックから早く立ち直り、再びチームをひとつにまとめ上げる必要がある。
《岩藤健》
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