レアル・マドリードのラファエル・ベニテス監督は、フランス代表から一時追放されたカリム・ベンゼマに対し、「クラブは声明を出したが、私も個人的に支持していると言いたい」と会見で語った。
フランス代表の同僚マテュー・ヴァルブエナへの恐喝容疑により、事件が解決するまで代表チームに招集されないことが発表されたベンゼマ。フランスでは居場所を追われたが、レアル・マドリードでは最近3試合で5ゴールと好調だ。
ベニテス監督は「カリムのことは心配している」と話し、個人的な支持を表明した。
「我々にとってとても大事な存在だ。最高の選手だし素晴らしい人物だ。レアル・マドリードを助けられるよう、得点を取り続けてほしい。私にとって一番問題なのはその点だ」
11月21日のリーガ・エスパニョーラ第12節、バルセロナ戦で0-4と大敗したレアル。精神的なショックも心配されたが、その後チームは公式戦5勝1敗できている。リーガでは首位バルセロナに勝ち点5まで差を広げられたが、このポイント差のままついて行けばチャンスはある。
《岩藤健》
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