ベンゼマのスキャンダル、元フランス代表はチームへの影響を危惧 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ベンゼマのスキャンダル、元フランス代表はチームへの影響を危惧

スポーツ 短信
カリム・ベンゼマ 参考画像(2015年9月26日)
  • カリム・ベンゼマ 参考画像(2015年9月26日)
サッカーフランス代表はFWカリム・ベンゼマが、代表の同僚MFマテュー・ヴァルブエナへの恐喝容疑で起訴されるというスキャンダルに見舞われている。この事件がチームに与える影響は小さくないだろうと、元フランス代表MFロベール・ピレスは語る。

最新の代表メンバーには、ベンゼマの名前もヴァルブエナの名前もない。ディディエ・デシャン監督は、ベンゼマの招集見送りは負傷を理由に挙げたが、一方のヴァルブエナについては事件による精神的ショックからパフォーマンスが落ちていると語った。

こうした事態にピレスは「ベンゼマとヴァルブエナに起きた事件にチームは影響を受けた、というのが僕の意見だ」と持論を述べた。

「親善試合とはいえ、ドイツとイングランド相手に準備は万全ではない。デシャンにとっても特に大変なはずだ。EUROまで6ヶ月はあっと言う間だし、ふたりとも彼にとって大事な選手だからね。ふたりとも先発する選手だから簡単なことではない。これでチームがややこしいことにならないのを願うよ」

スキャンダルが代表チームに与える影響は小さくないとしたピレス。一方で事件の詳細については、「それについて何かを言うためここにいるのではない」と発言を避けた。

「司法省が事にあたる。僕らは彼らに仕事を任せて我慢すべきだ。判決を待たなければならない。それから反応できるようになる」
《岩藤健》

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