12月13日に行われたセリエA第16節、ユベントスはフィオレンティーナを3-1で下し、リーグ戦6連勝を飾った。チームは開幕から不振を極め、マッシミリアーノ・アッレグリ監督も退任かと噂された。だが最近の好調ですっかり信頼を取り戻している。
試合後にアッレグリ監督は、「ライバルを追いかけるのは大変だ。6連勝のことは忘れなければならない。今はコッパ・イタリアのことを考えるべきだ。トリノとの試合は難しいものになる」と、16日に待っているコッパ・イタリア5回戦に頭を切り換えていた。
リーグ戦の行方について話がおよんでも、「首位のインテルは好調だ。彼らは優勝の最有力候補。彼らに追いつくためには驚異的なカムバックが必要になる」と慎重な姿勢を崩さなかった。
シーズン途中から調子を取り戻したきっかけには、10月28日に敵地で喫したサッスオーロ戦での敗北を挙げた。
「敗北のあと2、3の変更を加えた。適切なバランスを見つけるには時間を要したが、現在の我々はいい状態にある」
《岩藤健》
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