サンフレッチェ広島、終了間際の2ゴールで先勝…Jリーグチャンピオンシップ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

サンフレッチェ広島、終了間際の2ゴールで先勝…Jリーグチャンピオンシップ

スポーツ 短信
サッカー ゴール イメージ(c)Getty Images
  • サッカー ゴール イメージ(c)Getty Images
Jリーグの年間チャンピオンを決める戦い、Jリーグチャンピオンシップの第1戦が12月2日に万博記念競技場で行われ、ガンバ大阪とサンフレッチェ広島が対戦した。試合は終盤に両チームが激しく点を取り合った末、サンフレッチェが3-2で勝利した。

前半は0-0で折り返した両チーム。後半15分に相手のパス回しが乱れたところから、ガンバの長沢駿がゴールを決め試合が動き出す。後半35分にはドウグラスのゴールでサンフレッチェも追いついたが、直後の36分にFKの流れから今野泰幸が勝ち越しゴールを決め再びガンバがリード。

決定的な1点になるかと思われたが、ガンバは後半41分にオ・ジェソクが小競り合いから手を出しレッドカード。ひとり少なくなったガンバは宇佐美貴史をベンチに下げ、米倉恒貴を投入する。

ここから流れを引き寄せたサンフレッチェは、後半46分に佐々木翔のヘディングシュートがゴールに吸い込まれ再び追いついた。

ここまでも劇的な展開だが、これで終わらないのがこの試合だった。アディショナルタイムも終了しようとしていた後半51分、クロスに反応したドグラスのシュートは当たり損ね、浅野拓磨のシュートはDFにブロックされる。だが、こぼれ球に反応した柏好文が蹴り込み、土壇場でサンフレッチェが初めてリードを奪った。

このまま試合は終了し、年間勝ち点1位のサンフレッチェが第1戦を先勝した。

試合終盤に見せた怒とうの展開に、「オ・ジェソクの退場が命運を分けたね。サンフレッチェお見事」「サンフレッチェ最高。代表戦より盛り上がった」「普段は代表戦くらいしか見ないけど、サンフレッチェ対ガンバの試合めちゃくちゃ面白かった」「相手選手が退場した数分間で一気に逆転勝ちまで持っていく、サンフレッチェ広島のチームとしてのしたたかさ、容赦ない強さは素晴らしい」など多くのファンが興奮した声を寄せている。

ホームゲームを落としたガンバは、5日の第2戦を2-0以上で勝たなければ逆転できない。サンフレッチェがリードを守り切るのか、それともガンバの逆襲はあるか。

《岩藤健》

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