バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督をめぐり、再びメディアの報道が過熱している。今シーズン限りでバイエルンを退団し、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティを率いるのではという話が浮上した。
ドイツ・ブンデスリーガ前半戦終了後、ウィンターブレイク期間中にクラブと会談するグアルディオラ監督。その去就は以前から注目され、来シーズンはマンチェスターCの監督に就任という噂が流れていた。
この話はマンチェスターCがマヌエル・ペジェグリーニ監督との契約を延長したことで、一旦終わったはずだった。だが最近、スペイン紙がグアルディオラ監督はイングランド行きを決断と報じ、再び両者の接近が注目されている。
ペジェグリーニ監督は会見でこの噂について質問され、「ビッグクラブで生きるなら仕方ないこと」と話した。
---:ベップ・グアルディオラの噂が出ています。特に最近2時間は騒がしいです
マヌエル・ペジェグリーニ監督(以下、敬称略):この2年間だよ(笑)
---:確かにそうですね。今シーズン初めにサインしたとき、マンチェスターCがあなたの仕事に満足しているという自信と、やっていけるとの思いになりましたか?
ペジェグリーニ:繰り返すが常に私が自信を持っているのは、自分の仕事についてだけだ。監督のような仕事でトライしなければならないのは、仕事への自信を持ってやることだけだ。だからそういった噂に関しては周りが何と言おうと関係ない。
---:すべての噂があなたにとって失礼でいら立つものだと?
ペジェグリーニ:それぞれの噂を分析したりしない。あらゆる人が噂話をするし、それぞれの噂を書き立てたり、口にしたりできるんだ。
---:今日のサッカーにおける一部であるとして受け入れると?
ペジェグリーニ:いいや、私個人への敬意の問題ではない。プロとしてあらゆるビッグチームで生きる上での一面であり、レアル・マドリードでもバルセロナでもチェルシーでもマンチェスター・ユナイテッドでも、あらゆるチームでそういうことが起こる。どこに行っても同じことなんだ。自分の仕事ぶりを信じなければならない。それが本当に肝要なんだ。
最近プレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグで3試合勝ち星から遠ざかっていたマンチェスターC。少し成績が落ちると監督交代論が出るのはビッグクラブの宿命か。
この会見のあと、マンチェスターCはプレミアリーグ第14節、サウサンプトン戦に3-1で勝利し久しぶりの勝ち点3を手にした。
《岩藤健》
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