つば九郎、九重親方との思い出…「ぼくのひーろーであることは、かわりません」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

つば九郎、九重親方との思い出…「ぼくのひーろーであることは、かわりません」

スポーツ 短信
つば九郎、九重親方との思い出…「ぼくのひーろーであることは、かわりません」
  • つば九郎、九重親方との思い出…「ぼくのひーろーであることは、かわりません」
  • ヤクルトスワローズのマスコット・つば九郎
ヤクルトスワローズのマスコット・つば九郎が8月7日、ブログを更新。7月31日に膵臓癌のため61歳で亡くなった元横綱・千代の富士の九重親方の死を悼み、思い出をつづっている。

この日は、「ぼくのひーろー。」とエントリー。「うるふと、つばくろう、がっちりあくしゅです。まちがいなく、ぼくの、ひーろーが、めのまえにいます。」と九重親方と握手を交わす写真を投稿するつば九郎。

以前につば九郎は、球団の企画で大相撲協会を訪ねた際に九重親方と対面という。憧れの元横綱が放つオーラに「ぱにっくつばくろう。」と嬉しさで頭が真っ白になったと振り返った。

「あくしゅのときも、ひだりうわてを、とられないようにけいかいしました。」とつば九郎は、九重親方に現役時代の得意技・左上手投げが好きだったと告白したという。

小柄な体格にも関わらず、巨漢力士を手玉に取る相撲はファンを魅了した。しかし、九重親方は「ぜんぜんちいさくないぞ!だれだ、ちいさなよこづななんていうやつは~!おもしろいやつだな~っと」笑い飛ばしていたそうだ。

「りょうごくこくぎかんでの、あくしゅのちからづよさ、いまもかんかくはのこってます。」とつば九郎は、「ここのえおやかたは、とつぜんいなくなっちゃった。いつでもへやにきていいよ~の、やくそくをはたせないまま…。」と悼み、生前の九重親方を思い浮かべる。

自身にもいつか訪れる引退の日。つば九郎は、「いつのひか、たいりょくのげんかい、きりょくもなくなり、いんたいすることになりました。」と九重親方のように胸を張って引退を宣言できるマスコットになると誓った。

最後に、「ここのえおやかた、ちよのふじぜき、やすらかにおやすみください。いつまでも、ぼくのひーろーであることは、かわりません。」と安らかな眠りを祈った。

ファンからは「九重親方の訃報は本当に悲しい」「親方に会えた時の感動がヒシヒシ伝わってきました」「写真は貴重な宝物になりましたね」「つば先生の思いに目から汗が止まりまてん」「つばちゃんも私にとっては忘れられないヒーローの1人!」「つばちゃんはずっと現役でいてね」などのコメントが寄せられていた。
《桜川あさひ》

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