バイエルンはドイツ・ブンデスリーガで開幕から8連勝、ライバルのドルトムントにも5-1で勝利し最高のスタートを切った。ジョゼップ・グアルディオラ監督も力強い走り出しに満足している。
「ここまでよくやってきた。ほとんどの選手が好調だった。全員が先発11人の座をめぐって他の選手と競争している。良いプレーができなければ次の試合では、外されるかもしれないと分かっているんだ」
一方でチームは今シーズンも怪我人が多く、昨シーズン終盤の苦労した時期が思い起こされる。グアルディオラ監督も「過去3シーズンいずれも最高に力強くスタートを切れたことは素晴らしい。ただし少し心配もある。選手が13人しかいなかったならば、すべてのタイトルを争うことは不可能だと分かっているからね」と、リーグとカップ戦を併行して戦うには怪我人を出さないことが重要だと語る。
「ユップ・ハインケスの下で3冠を達成したシーズンも含めて、この3、4年間我々はこのレベルを保ってきた。ここ2年は連続してかなり早期にブンデスリーガ優勝を決めてきた。だがそのためには全選手が起用可能な状態である必要がある。13人でもある程度のことはできるが、その3日後には出場準備の整った選手がもう何人か必要になるかもしれない」
《岩藤健》
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