9月25日付けのイギリス大衆紙『サン』は、「グアルディオラが次期イングランド代表監督に」と報じた。イングランド代表はロイ・ホジソン監督のもとEURO2016出場を早々と決め好調だが、以前から協会は2018年ワールドカップは別の監督での戦いを希望していた。
バイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督には、クラブレベルでは以前から来シーズンのイングランド行きが噂されていた。
ブンデスリーガ連覇やUEFAチャンピオンズリーグ準決勝進出を果たしても、称えられるどころか敗れたことを批判される現状に、グアルディオラ監督の心はバイエルンから離れているとも言われる。
『サン』はEURO2016終了後にグアルディオラ氏を代表監督に迎えるため、イングランドサッカー協会はホジソン監督の4倍のサラリーを用意するとも伝えた。
この報道が出たあと、会見に姿を現したグアルディオラ監督には、記者から当然のように質問が飛んだ。だが「あなたが次期イングランド代表監督との噂がありますが」との質問に、グアルディオラ監督は心底うんざりした様子で「次だ。次の質問をくれ。私はバイエルン・ミュンヘンの監督だよ」と会見を打ち切った。
《岩藤健》
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