ブンデスリーガ4連覇を目指すバイエルン・ミュンヘン。だがクラブを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督には、早くも逆風が吹き荒れている。先日のスーパーカップでヴォルフスブルクに敗れ、サポーターはプレシーズンの結果に不満顔だ。
元バイエルンのスター選手であるシュテファン・エッフェンベルクは、「グアルディオラは来シーズン、ほぼ間違いなく退団する」とプレミアリーグのマンチェスター・シティ行きを予想した。また同じくバイエルンOBのローター・マテウスは、「世界最高の指揮官はグアルディオラでなく、チェルシーのジョゼ・モウリーニョだ」と発言。
こうした外野の声にグアルディオラ監督は「私はまだ決めていないが、エッフェンベルク氏は私のことについて、本人より詳しいのだろう」と皮肉で返した。
「彼がベストかは分からないが、間違いなくモウリーニョは世界有数の監督だ。だから私には何の問題もない。何度もそう言ってきたからね。私がここにいるのは世界最高の監督になるためではなく、クラブと選手のためベストを尽くすためだ。それが私の目標だ」
《岩藤健》
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