4月28日のドイツ杯準決勝でバイエルン・ミュンヘンはボルシア・ドルトムントと対戦し、PK戦の末に敗れ3冠の夢は潰えた。試合後ジョゼップ・グアルディオラ監督は、敗れはしたがチームを誇りに思うと語った。
「ドルトムントとユルゲン・クロップの決勝進出を祝いたい」と、まずは相手を称えるところから話し始めたグアルディオラ監督。「私はチームを誇りに思っているし、今日やったことのすべてに満足している」と試合を振り返り始めた。
「我々は良いプレーができたと思う。(ヘンリク・)ムヒタリアンの投入後に10分か15分ほど苦戦を強いられたが、私がドイツに来て以来のドルトムント戦で最高の試合だったと感じている」
その後グアルディオラ監督は悔しさをにじませながら再度、ドルトムントの決勝進出を称えた。
勝利したドルトムントのクロップ監督は、「信じられないほど強力な相手を下して決勝へ進んだことを嬉しく思う」と語った。
「全選手が勝利のため必死にプレーしているのが分かった。PK戦で最終スコアが2-0というのは奇妙なものだ」
《岩藤健》
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