イングランド・プレミアリーグは11月21日、第13節でアーセナル対ウェスト・ブロムが行われた。公式戦2試合白星がないアーセナル、代表ウィーク明け初戦を取りたいところだったが、13位ウェスト・ブロムに1-2で敗れた。
アーセナルは前半28分にオリヴィエ・ジルーのゴールで先制する。だが前半35分にはジェームズ・モリソンにゴールを決められ、早くも同点に追いつかれてしまった。さらに前半40分、相手のクロスをオウンゴールしてしまい逆転を許す。
なかなか追いつけなかったアーセナルは後半38分、アレクシス・サンチェスがエリア内で倒され、PKを獲得する。最大の好機にキッカーはサンティ・カソルラ。ボールをセットして走り出す。だが蹴ろうとした瞬間、カソラルは軸足を滑らせ尻餅をつくように倒れてしまった。ボールはゴールの遥か上を通過。そのまま試合は1-2でアーセナルが敗れた。
信じられない負け方をした試合後、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は「カソルラと話はしていないが、非常に落ち込んでいる様子だった。カソルラを責めるべきではない。受け入れて立ち上がるしかないが、今日は大きな痛手を受けた試合だった」と話した。
「結果が内容を反映していればいいが、自分たちのできていたプレーに対して十分な結果が得られず勝ち点を落とせば、満足することはできないものだ」
ベンゲル監督を悩ませるのは勝敗だけではない。負傷者続出のアーセナルは、この試合でさらに2名が痛めた。フランシス・コクランは前半14分、右ヒザを痛め交代。代わって入ったミケル・アルテタも後半4分、ふくらはぎの負傷で退いた。
《岩藤健》
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