11月4日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループF、バイエルン・ミュンヘン対アーセナルの試合は、バイエルンがホームで5-1の圧勝劇を見せた。これによりアーセナルは勝ち点3でグループ最下位になり、決勝トーナメント進出が絶望視されている。
アーセナルがグループステージを突破するためには、残り2試合で勝ち点9のオリンピアコスを逆転するしかない。かなり厳しい状況だがチームを率いるアーセン・ベンゲル監督は、可能性は潰えてないと前を見続ける。
「オリンピアコスが敗れて我々がザグレブに勝ち、あとはアウェーでオリンピアコスに勝たねばならない。小さくとも現実的なチャンスだ。今日のようなパフォーマンスでは、可能性はほとんどなくなることを認識しなければならないと思う。突破にチャンスをつなぐためには、すべての力を出しきることが必要だ」
グループステージ突破の可能性を残すため、24日のディナモ・ザグレブ戦は絶対に負けられない。必勝態勢で臨みたいところだが、プレミアリーグで現在2位につけているアーセナルは、リーグ戦も星を落とせない。
ベンゲル監督は「今は日曜日のリーグ戦に集中して、今日とは違う戦いぶりを見せるべきだ」と、8日のトッテナム戦に頭を切り換えていくとした。
《岩藤健》
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