ドメニコ・ジョルジ駐日イタリア大使の呼びかけにより、10月19日に東京のイタリア大使館でプロ自転車チーム、NIPPOビーニファンティーニ・デローザの活動を紹介する発表会が開催された。
大使は「日本とイタリアの関係を自転車によって強固なものにしていきたい」と語った。自転車愛好家として有名な谷垣禎一衆議院議員や日本オリンピック委員会の常任理事、日本自転車競技連盟会長である橋本聖子参議院議員、そして日本とイタリア両国からチームスポンサー各社、イタリア大使館との関係が深いイタリア企業や関係団体らが参加した。
自転車界からは、現日本チャンピオンの萩原麻由子(ウィグル・ホンダ)、現役時代にイタリアのチームで活躍した今中大介氏、宮澤崇史氏、現在トップチームのマッサージャーとして働く中野喜文氏も出席。
発表会ではジョルジ大使、谷垣議員、橋本議員などが両国にちなんだオリンピックにまつわるスピーチを行い、発表会に花を添えた。
「NIPPOビーニファンティーニ・デローザはイタリア登録のプロコンチネンタルチームながら、日本と非常に深い関係をもっているチーム。選手だけでなく、日本人スタッフがチーム運営に大きく関わり、多くの日本企業に支援をいただいている。チームの活動が両国の交流や経済的な発展に結びつくよう、今後も選手強化に努め、活動していきたい」とチーム首脳陣。
《編集部》
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