自転車ロードレースの全日本チャンピオン、窪木一茂(チーム右京)が2016年にNIPPOビーニファンティーニに移籍する。同チームが10月19日、東京都内のイタリア大使館にチームキャプテンのダミアーノ・クネゴらを集め、大門宏監督が窪木の移籍を明らかにした。
NIPPOビーニファンティーニは今季、日本選手3人を含む17人の選手を擁して活動。主催者推薦枠でジロ・デ・イタリアに出場した。大門監督の他にチームスタッフとして3人の日本人が所属し、選手のみならずチーム関係者としての育成に努めてきた。
世界ランキングの頂点を目指す日本選手の育成にも注力し、その急先鋒として全日本チャンピオンの窪木を獲得。シーズンはじめからナショナルチャンピオンジャージを着用して走ることになった。
《山口和幸》
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