オーストラリア、パース発。マウンテンバイクに乗りながら、自動的にバイクサスペンションのチューニングを最適化する革新的な電子ガジェット、ShokWizがクラウドファンディングのキックスターターに登場した。
衝撃の大きい山道や悪路でのマウンテンバイクの走行に欠かせないのがサスペンション。多くのマウンテンバイクがサスペンションを標準的に搭載しながらも、どうやって調節して最適化させればいいのか、多くのサイクリストにとって身近なものではないようだ。
オーストラリアのパースで、Dusty Dynamicsによって開発されたShockWizは、空気バネ付き自動化されたサスペンションチューニングシステム。マウンテンバイクのフォークに取り付ける、小型軽量なガジェットだ。自転車の走行中に、フォークが受けた衝撃の大きさを分析、それをBluetoothを経由して、スマートフォンに通知させることで、サスペンションの最適化を行えるようになるという。
わずか45gの重さに一度の充電で、数ヶ月連続で使用できるShockWizは、ケーブルタイを使用して、シュレーダーバルブにそれをねじ込むことによって装着可能。走行中のデータは、スマートフォンにインストールされたアプリで表示される。
キックスターターで好評のこのプロジェクト。目標の9万豪ドルを目指して、8万豪ドルの資金調達に成功している。
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