
卓球の「WTTチャンピオンズ重慶2026」は15日、女子シングルスの決勝が行われ、世界ランキング8位の張本美和(木下グループ)は同5位の蒯曼(中国)と対戦。ゲームカウント4-3で勝利し、初優勝を果たした。
過去3度決勝の舞台で敗れていた張本美が、“3度目の正直”で悲願の初タイトルを手にした。
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■サウスポー蒯曼との激闘制す
今大会は孫穎莎、王曼昱、陳幸同といった中国の上位選手が相次いで敗れる波乱の展開となる中、張本美は準決勝で大藤沙月(ミキハウス)を破るなど安定した内容で決勝の舞台へ勝ち上がった。
迎えた蒯曼は過去1勝3敗で、近年存在感を高めてきたサウスポー。日中の新世代を背負う2人の対決は一進一退の攻防となったが、ゲームカウント3-3で迎えた最終ゲームを11-5でものにした17歳が悲願の初優勝を成し遂げた。
張本美は今年の全日本選手権で、一般の部シングルス初優勝を含む史上初の4冠を達成。新たな全日本女王となった中、今回のチャンピオンズ初優勝につなげた。2024年のモンペリエ大会、25年のフランクフルト大会で準優勝に終わっていたが3度目の正直を果たした。
張本美は8日のTリーグ終了後、現在地について「今年は殻を破る1年にしたいというのがあって。去年はよくも悪くもあまりいい成績が残せなかった」と振り返りつつ、「今年は全日本優勝というのが大きな目標で達成できてうれしい。自分の中でひとつ壁を乗り越えることができて、海外の大会ではチャンピオンズ以上の大会で優勝したことがないので、できるように頑張りたい」と今後の目標を語っていた。
自身の殻を破る1年に――。その言葉を掲げた17歳のエースが、有言実行の初優勝を成し遂げた。
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