2015年ツール・ド・スイス、6月18日の第6ステージはビル~ビール/ビエンヌの193.1km。スロバキアのペーター・サガン(ティンコフ・サクソ)がテクニカルなゴールスプリントを制し、今大会2勝目を挙げた。
この日はほぼ平坦のスプリンター向けステージで、雨の中のレース。序盤は元U23ロード世界王者のマチェイ・マホリッチ(キャノンデール・ガーミン)ら4人が逃げる。メイン集団は、エティックス・クイックステップ、ジャイアント・アルペシン、カチューシャ、FDJがコントロールし、5分以上のタイム差を許さない。
残り25kmでメイン集団からモビスターのふたり、フランシスコ・ベントソとアドリアーノ・マローリがアタック。しかしふたりは先行する4人に追いつけず、ラスト3kmで吸収。逃げの4人もラスト1kmでついに集団に飲み込まれた。
ティンコフ・サクソは集団先頭に集まって、スプリントのためにサガンをサポート。ラスト1kmにはふたつの急なコーナーがあったが、サガンは無難に攻略してツール・ド・スイス通算ステージ11勝目を挙げた。
2位はユルゲン・ルーランツ(ロット・スーダル)、3位はアレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)。注目のマーク・カベンディッシュ(エティックス・クイックステップ)は6位だった。
総合首位はティボー・ピノ(FDJ)が守っている。
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