2015年ツール・ド・スイス、6月16日の第4ステージ。オランダのトム・ドゥムラン(ジャイアント・アルペシン)はペーター・サガン(ティンコフ・サクソ)の猛追を受けながらも辛くもリーダージャージを守った。
この日の中間スプリントでは、ドゥムランと総合3位につけるサガンがボーナスタイムを取り合った。最後のスプリントではサガンが2位に入り、さらにボーナスタイムを稼いだが、ドゥムランも同一集団の11位でゴール。サガンと同タイムながら、イエロージャージを死守した。
「終盤は厳しく、難しい1日だった。(後半の)周回コースでハイペースを刻むことで、オリカ・グリーンエッジとティンコフ・サクソはスプリンターを振り落そうとしていた。運よく、ワレン(バルギル)がジョン(デゲンコルブ)と僕を先頭で守ってくれたから、よかったね」
「ラスト数kmは集団が分裂するリスクがあった。僕は自分の位置取り争いをしなければならず、残念ながらジョンのためにきちんとスプリントの準備をすることができなかった。最終的に僕はリードを守れたから、正しい判断だったね」
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